本格ライトノベル大賞のあゆみ

 本格ライトノベル大賞は、2007年ごろから京大SF・幻想文学研究会内部で行われていた「京大SF研ライトノベル大賞」を、2010年に対外向けに改名し、リニューアルすることで始まりました。翌「第二回本格ライトノベル大賞」において現在のレギュレーションが整備されました。第四回本格ライトノベル大賞ではオブザーバーとして早稲田現代文学会が参加、第五回からは正式に合流の運びとなり、現在の本格ライトノベル大賞委員会が発足しました。 

 本格ライトノベル大賞は、その年の選考期間内に発表されたライトノベル作品の中から、とりわけライトノベルファンの間でもまだ評価の定まっていない新人作家の作品を対象に、ジャンルに資する優れた作品を発掘・紹介することを目的として開催されています。発足の経緯及び賞の名の由来などについては京大SF研ブログに掲載されている第一回選考座談会体験版の中で詳しく述べられていますので、興味のある方はそちらもご覧ください。 

 歴代の最終的なノミネート作は以下の通りです(○印は大賞受賞作)。 

第一回 →コメント

第二回 →コメント

第三回 →コメント 

第四回 →コメント 

 

参考

京大SF研ライトノベル大賞

2007年 一柳凪『みすてぃっく・あい』(ガガガ文庫

2008年 森田季節ベネズエラ・ビター・マイ・スイート』(MF文庫J

2009年 石川博品耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』(ファミ通文庫